「ハンブルクで食べたシナモンロール、おいしかったな」
シナモンロールが大好きな人が、自分の家でシナモンロールを焼き始めました。
何回かつくると、おいしいシナモンロールが焼けました。
何十回かつくると、見た目もおいしそうなシナモンロールが焼けました。
そして、シナモンロールを売ってみよう!と思い、
シナモンロールの小さなお店を開きました。
最初の商品はシナモンロールだけでしたが、
田舎パンや、ライ麦の黒パンと作られるものがふえていき、
やがてサンドウィッチができ、お店に少しずつ集まる人が増えていきました。
プロの料理人、パンを運ぶ人、宣伝が得意な人、工作が得意な人、
そしていつもくる近所の人たち
いつしかお店は、いろんな人のお店になっていました。
そのうち、パンを運ぶ人が、隣町に田舎パンを使ったサンドウィッチのお店をはじめました。
シナノは今日もシナモンロールを焼いています
今、食べられるシナモンロールは、いったいいくつ目のシナモンロールでしょうか。